この記事で分かること
- においつわりを楽にする10の対策
- すぐに試せる実用的な工夫
- 家族に協力してもらうポイント
- 医師に相談すべき症状
- 先輩ママの体験談
においつわりの対策…何から始めればいい?
「妊娠してから、いろんな匂いが気持ち悪くて…何か対策はないの?」
においつわりで悩んでいる妊婦さんは、とても多いです。匂いに敏感になると、通勤や買い物、料理など、日常生活のあらゆる場面で不快感を感じるようになります。
この記事では、においつわりを楽にする10の対策をご紹介します。すべてを一度に試す必要はありません。自分に合った対策から、少しずつ取り入れてみてください。
参考:日本産科婦人科学会「妊娠悪阻の診療指針」によると、妊娠初期の妊婦さんの約50〜80%が何らかの匂いに対して敏感になると報告されています。
においつわり対策10選
ここからは、においつわりを楽にする具体的な対策を10個ご紹介します。
①ADSEP®特許繊維のマスクで匂いを分解【最も効果的】
においつわり対策として最も効果的なのが、アンモニア臭を分解できるマスクを使うことです。
妊娠中に特に敏感になりやすいアンモニア臭(汗臭、旦那さんの体臭、電車の匂い、ご飯を炊く匂いなど)を、マスク表面で吸着・分解して消臭します。
使用シーン:
- 通勤時の電車やバスの中
- スーパーでの買い物
- 職場での人混み
- 家の中でパートナーと過ごすとき
- 料理をするとき
詳しくは「においつわりにマスクは役立つ?選び方とおすすめ3選」の記事も参考にしてください。
※ご注意:本商品は医療機器ではなく、つわりの症状を治療・改善するものではありません。効果には個人差があります。
②換気を徹底する
室内に匂いがこもると、不快感が増します。こまめに窓を開けて換気することで、匂いを外に逃がしましょう。
換気のポイント:
- 1時間に1回、5〜10分程度窓を開ける
- 対角線上の窓を開けて、空気の流れを作る
- 料理中は換気扇を強めに回す
- 寝室も朝晩に換気する
特に、炊飯中や料理中は匂いが強くなるので、換気を徹底しましょう。
③冷たい食事を選ぶ
温かい食事は匂いが強く立ち上るため、においつわり中は避けた方が良いことが多いです。
おすすめの冷たい食事:
- 冷やしうどん、そうめん
- 冷たいおにぎり
- サンドイッチ
- 冷製パスタ
- フルーツ、ゼリー
- 冷奴
冷たい食事は匂いが控えめなので、食べやすくなります。栄養バランスも考えながら、無理のない範囲で取り入れてみてください。
④匂いの発生源を避ける
においつわり中は、匂いの強い場所を避けることが大切です。
避けたい場所:
- スーパーの魚売り場、総菜コーナー
- ゴミ置き場
- 満員電車
- 喫煙所の近く
- ガソリンスタンド
- 化粧品売り場
買い物はネットスーパーや宅配を利用する、通勤時間をずらすなど、工夫してみましょう。
⑤好きな香りを活用する
不快な匂いを避けるだけでなく、好きな香りでリラックスするのも効果的です。
おすすめの香り:
- ミント(清涼感がある)
- レモン、グレープフルーツ(柑橘系)
- ペパーミント(すっきりする)
活用方法:
- アロマオイルをハンカチに1滴つけて持ち歩く
- ミントのガムやタブレットを噛む
- 柑橘系の香りのハンドクリームを使う
注意: 妊娠中は、アロマオイルの種類によっては使用を控えるべきものもあります(例:クラリセージ、ジャスミン、ローズマリーなど)。使用前に医師や助産師に相談してください。
⑥家族に協力してもらう
においつわりは、家族の理解と協力がとても大切です。
協力してもらいたいこと:
- 料理を代わってもらう
- ゴミ出しをお願いする
- シャワーの回数を増やしてもらう(旦那さんの体臭対策)
- 香水や柔軟剤を控えてもらう
- 換気を手伝ってもらう
「甘えているのでは…」と思わず、素直に助けを求めることが、つわりを乗り越える第一歩です。
⑦無香料の製品に切り替える
妊娠前は気にならなかった香りも、妊娠中は強く感じるようになります。無香料の製品に切り替えることで、匂いのストレスを減らせます。
無香料に切り替えたいもの:
- 洗濯洗剤、柔軟剤
- ボディソープ、シャンプー
- ハンドソープ
- 化粧品
- 芳香剤、消臭剤
家族にも協力してもらい、家全体を無香料環境にすることで、快適に過ごせるようになります。
⑧こまめに水分補給する
においつわりで吐き気を感じやすい場合、脱水症状に注意が必要です。
水分補給のポイント:
- 少量ずつ、こまめに飲む
- 冷たい飲み物の方が飲みやすい
- レモン水、炭酸水など、さっぱりした飲み物を選ぶ
- 匂いの少ない飲み物を選ぶ(麦茶、ミネラルウォーターなど)
コーヒーや紅茶の匂いが苦手になった場合は、無理に飲まず、水や麦茶に切り替えましょう。
⑨外出時は人混みを避ける
人混みは、さまざまな匂いが混ざり合うため、においつわり中は特に辛い場所です。
外出時の工夫:
- 通勤時間をずらす(ラッシュを避ける)
- 空いている時間帯に買い物をする
- 混雑する場所を避ける
- マスクを着用する
- 短時間で済ませる
どうしても人混みに行かなければならない場合は、消臭マスクを着用することで、匂いのストレスを軽減できます。
⑩無理をしない・休む
においつわりは、体が「休んでほしい」と訴えているサインでもあります。無理をせず、休むことも大切な対策の一つです。
休むための工夫:
- 辛いときは仕事を休む、早退する
- 家事は最低限にする
- 料理は家族に任せる、宅配を利用する
- 外出を控える
- 横になって休む時間を作る
妊娠初期は体が大きく変化する時期です。「怠けている」のではなく、「赤ちゃんを守るために体が休息を求めている」と考えて、無理をしないでください。
においつわりの対策で大切なこと
においつわり対策で大切なのは、自分に合った対策を見つけることです。
①すべてを試す必要はない
10の対策を一度に全て試す必要はありません。まずは、簡単にできそうなものから試してみましょう。
- 換気を徹底する
- 冷たい食事を選ぶ
- マスクを着用する
これらは、今日からすぐに始められる対策です。
②効果には個人差がある
においつわりの症状や、効果を感じる対策は、人によって異なります。
- Aさんには効果があったが、Bさんには効果がなかった
- 今日は効果があったが、明日は効果がない
こうしたことは、よくあります。焦らず、自分に合った対策を探してみてください。
③家族に理解してもらう
においつわりは、周囲の人には理解されにくい症状です。
「甘えている」「気にしすぎ」と言われて、傷ついた経験がある方も多いと思います。
においつわりは、妊娠によるホルモンバランスの変化が原因で起こる、自然な症状です。自分を責めず、家族に理解してもらえるよう、丁寧に説明しましょう。
- 「妊娠してから匂いに敏感になった」
- 「つわりの一種で、自分でもコントロールできない」
- 「一時的なものだから、協力してほしい」
このように伝えることで、家族も協力しやすくなります。
医師に相談すべき症状
においつわりが重症化すると、妊娠悪阻(にんしんおそ)という状態になることがあります。以下の症状がある場合は、すぐに医師に相談してください。
- 食事がほとんど取れない(1日に数回しか食べられない)
- 水分も取れない
- 体重が5%以上減少した
- 尿の量が減った、色が濃い
- めまいや立ちくらみがひどい
- 日常生活に支障をきたしている
妊娠悪阻は、点滴や入院治療が必要になることもあります。無理をせず、早めに受診しましょう。
参考:厚生労働省「妊産婦のための食生活指針」では、つわりで食事が取れない場合は、無理をせず医師に相談することが推奨されています。
先輩ママの体験談「私が試した対策」
Mさん(30代・千葉県)
「換気とマスクで乗り切りました。特に、消臭マスクは通勤時に本当に助かりました。電車の匂いが気にならなくなって、仕事にも集中できるようになりました。」※個人の感想です。効果には個人差があります。
Nさん(20代・東京都)
「冷たい食事に切り替えたら、だいぶ楽になりました。おにぎりやサンドイッチ、フルーツを中心に食べていました。家族にも料理をお願いして、何とか乗り越えられました。」※個人の感想です。効果には個人差があります。
Oさん(30代・神奈川県)
「無香料の洗剤に切り替えたのが、思った以上に効果的でした。柔軟剤の匂いが辛かったのですが、無香料にしてから家の中が過ごしやすくなりました。家族にも協力してもらいました。」※個人の感想です。効果には個人差があります。
よくある質問(Q&A)
Q: においつわりの対策は、いつから始めるべきですか?
A: においつわりの症状を感じたら、すぐに始めてOKです。妊娠5〜7週頃から症状が出始めることが多いので、早めに対策を始めることで、症状を軽減できます。
Q: 対策をしても全く効果がありません。どうすればいいですか?
A: においつわりの症状や、効果を感じる対策は人によって異なります。いくつかの対策を試しても効果がない場合や、日常生活に支障をきたしている場合は、医師に相談してください。点滴や薬での治療が必要な場合もあります。
Q: においつわり対策で、食事が取れないときはどうすればいいですか?
A: 食べられるものを、食べられるときに、少しずつ食べることが大切です。冷たい食事、さっぱりしたもの、匂いの少ないものを選びましょう。それでも食事が取れない場合は、医師に相談してください。
Q: においつわりはいつまで続きますか?
A: 一般的には、妊娠16週頃(妊娠5ヶ月)を目安に落ち着くことが多いです。ただし、個人差が大きく、妊娠後期まで続く方もいます。詳しくは「においつわりはいつまで続く?」の記事をご覧ください。
まとめ:においつわり対策は、自分に合った方法を見つけることが大切
においつわりを楽にする10の対策をご紹介しました。
においつわり対策10選
- ADSEP®特許繊維のマスクで匂いを分解【最も効果的】
- 換気を徹底する
- 冷たい食事を選ぶ
- 匂いの発生源を避ける
- 好きな香りを活用する
- 家族に協力してもらう
- 無香料の製品に切り替える
- こまめに水分補給する
- 外出時は人混みを避ける
- 無理をしない・休む
大切なこと
- すべてを試す必要はない(簡単なものから始める)
- 効果には個人差がある
- 家族に理解してもらう
- 重症の場合は医師に相談する
においつわりは、妊娠による自然な症状です。自分を責めず、無理をせず、自分に合った対策を見つけて、少しでも快適に過ごせるよう工夫してみてください。
また、どんな匂いが苦手かを把握することで、より効果的な対策を選ぶことができます。
【参考文献】
・日本産科婦人科学会「妊娠悪阻の診療指針」
・厚生労働省「妊産婦のための食生活指針」
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